『キック・アス』

『キック・アス』

予告 ヒット・ガール編



ようやく『キック・アス』見てまいりました。
シネセゾンはもう終わってしまっていてヒューマントラストシネマ渋谷にて。
水曜なのでサービスデイの割引千円だったということを差し引いてもほぼ満員とはすごい。

とにかく面白くって素晴らしいんだけど、じゃあ万人受けするかといえばそうでもないかな。
主人公は早い話がおたく少年なのですが(「女の子の視界から消えられる」という特殊能力をもっている、いや、まあ視界に入れてもらえないだけなのだが)、おたく的、あるいは腐女子的メンタリティがないとわからないかといえばそんなことはなくってそっち方面にうとい人も存分に楽しめる。

ではどこが人を選ぶのかというとすでに散々いわれております暴力描写でしょうね。
ギャング映画なんかと比べると特別えぐいというわけではないのですが、女の子がばったばったと野郎をなぎ倒すというところから戯画化された、あるいは時代劇の殺陣のように「ぬお~」なんて具合にそのまま画面からはけていくのを予想してるとうえ~ってことになってしまうかも。
キック・アス君がやられるシーンも普通であればボコられるだけなのでしょうがナイフでグサっといかれたうえに血がしたたりおちていきます。あえてこうやって血みどろにしてるところがいいという人もいるでしょうし、もっとソフトにしてほしかったとう人もいるでしょうね。

この作品って結構踏み絵になるというか、自分の中のモラルの線引きというものの一端が明らかになるのかもしれませんね。
僕はすんごいリアルな拷問シーン(全然違うテイスト作品ですが『麦の穂をゆらす風』の爪はぎとか、『シリアナ』でもありましたね。ああ、と『麦の穂』は素晴らしい映画なので誤解なきよう。)とかスプラッター系のあまりにえぐいのとかは苦手なのですが、そういう人間でも本作の描写くらいなら大丈夫なのですが、単に残酷描写というのでなく、やっぱり小学生の女の子に(役とはいえ)あんなことさせちゃったりお下品なセリフを言わせてしまうのはう~むというところもあって。俺は意外とモラリストだったのかいな、なんて気にも。

ネタバレになっちゃうんで詳しくはいわないけどストーリー展開とかに穴がないかといえばあるんだけど、そういう細かいことを気にするべき作品ではないし、上記のようなことをふまえていればほんっとに楽しい映画でありました。
アメコミものがいかに感情をフックしていくかということのセルフパロディというか解説になっているところもあるしそこらへんを考えてもなかなか面白いでしょう。


ヒット・ガール役のクロエちゃんですが『(500)日のサマー』でも出番は少ないんだけど結構印象深いキャラクターを演じていましたがギーク/おたく系のアイドルの道を歩むのでしょうか。
結構大きくなっとるな、続編ありの展開だったんですが今後どうなるのでしょうか。




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佐藤太郎(仮)

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