『ランナウェイズ』

1970年代末に一世を風靡したガールズバンドの伝記映画。



バンドの性格(メンバーが十代で「過激」な衣装で注目を集め、それでいて女の子のファンも多かった)を考えると業界のマッチョイズムやセクシズムへの葛藤みたいなものも描かれるのかと思ったが、そこらへんの要素はないわけではないが薄かった。
良くも悪くも典型的なバンドの盛衰物語になってしまっている感が。鬱屈していた若者がバンドによって解放されるが、バンド内の力の均衡が崩れ、成功を持て余し、ドラッグやアルコールによって身を滅ぼしていくってな具合。

ヴォーカルのシェリー・カーリーの自伝を原作にギターで音楽的中心人物であったジョーン・ジェットも製作に加わっているので当然主役はこの二人である。
前半はまずまずだったのだが、後半はかなりタルいというのが正直なところで。
その原因は、一つには前述のようにシェリーのキャラクターというのが定型的すぎたことがあるだろう。もう一つがジョーンのキャラクターが、とりわけ後半にいくにしたがって弱くなっていってるためではないかな。ジョーンは前半では結構エキセントリックな魅力を放っているのだが、後半では仲介者や傍観者に近く、存在感が希薄になっている。
クレジットでは監督が一人で脚本書いたことになっているが、ここらへんもう少し工夫があればもっと面白くなったのではないかと思うと少し残念だったかなぁ。

とかなんとか言っちゃってさ、結局ダコタ・ファニングのあのシーン目当てなんだろ!と言われると完全には否定しきれないが。

途中に登場する日本人カメラマンは篠山紀信 だよねw
それにしてもやっぱり日本はああいう描き方になってしまうんだよね。なんちゅうホテルに泊まってんねんって感じなんだけど。

リアルタイムで見てた人からすると再現度はどの程度に写ったのかなぁ。





ジョーン・ジェットったらこれが有名だね。









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