『シャレード』

『シャレード』



富豪の夫との離婚を決意してパリに戻ったリジーは自宅がもぬけの殻になっているのを発見する。夫は家財一式を売り払い、25万ドルを持ってパリから去る途中列車から突き落とされて死んだのだという。夫はパスポートを複数所有するなど謎の男であったことが判明する。夫の葬儀には奇妙な男たちが現れ、リジーはアメリカ大使館に呼び出されると、CIAの前身組織であるOSSで活動していた夫の過去を聞かされる……



1963年公開のケーリー・グラント、オードリー・ヘップバーン主演のコメディタッチのサスペンス。
ドタバタ調だったり「天丼(繰り返しのギャグ)」連発などおとぼけコメディとでもいおうか。
エレベーターでケーリー・グラントとオードリー・ヘップバーンが向き合って、ヘップバーンがグラントの割れた顎を見て「ここも髭剃るの」なんてセリフが脈略もなく唐突に発せられたりするのは思わず笑ってしまう。確かにあそこって髭剃る時どうしてるんだろう。
こういう感じですのでお話の展開や謎解きに関しても野暮なこと言わずに楽しみましょうよってところかな。

ピンチョンの『競売ナンバー49の叫び』を読んだ際、志村訳の解注において『シャレード』への言及があったために見てみました。この映画のある部分がピンチョンにヒントを与えたのかもということですが(何なのかを言うとややネタバレになるので自重)、それが事実かどうかはともかく、こういう感じのすっとぼけてたりベタな感じのユーモアっていうのは、ピンチョンが見ていたとしたら気に入ったんじゃないかなぁ。

オードリー・ヘップバーンの作品をきちんと見たのはかなり久しぶりなのですが、身体にはもう少し肉付きが欲しいかも。三十代も半ばに入っているのですが、ある程度年齢を重ねてこうも細いと首とかに出ますよね。それでもやはり美しいのうと思うのでありますが。

監督は『雨に唄えば』などのスタンリー・ドーネン。失礼ながらまだ御存命なのね。






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佐藤太郎(仮)

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