小沢一郎が強制起訴へ、ということで

小沢一郎が強制起訴へ、ということで。

別に僕は法律の勉強をしたのでもなければ
インサイダー情報に通じているのでもないので
報道を受けて二、三思ったことを。

まずこれは「検察の敗者復活」なのだろうか。
郷原氏のツイートを見ると公判維持など
できるわけもなく(だから起訴しなかったわけで)
赤っ恥をかくばかりか杜撰な方法が白日の下にさらされるのでは
という印象を受ける。
「郷原は小沢寄りだから信用ならん」という向きもあるかもしれないが、
そもそもこの「事件」は(事件自体存在してないんだけど)
検察が手心を加えて起訴を見送ったのではなく、
やる気まんまんだったのにできなかったというのが実態だろう。
こう考えると「刺し違え」を狙ったのでもなければ
やはり「敗者復活」とは考えにくいのではないか。

さらに「仙石(ないし民主党内の反小沢派)の陰謀」との見方はどうか。
ここらへんはあの連中にそんな力があったら
こんな体たらくな政権運営はしとらんでしょ、で終わりではないか。
ただ単に尻馬に乗ろうとしているだけという感じ。

結局これは「検察審査会」が暴走した、ということなのではないか。

検察審査会というものがなんなのか、というと
とにかくわけのわからないことばかりだ。
一言で言うとあまりに情報が出てこない。
審査会のメンバーはどのような手順で選任されているの?
(クジで選ばれた人が無条件で選任されるのではない)
補助弁護士はどうやって選ばれて、どのような振る舞いをしているの?
議事はどのように進行されているの?
ということが明らかにされないためだ。

要するに「疑い」を持っても誰もチェックすることができないのだ。
これが「暴走」だとして、誰が押しとめることができるのだろうか。

そして例によってあきれ果ててしまうのがメディアの姿勢だ。
まず一般論として「市民目線」が暴走することがある
(今回もその一例だろう)。
「なに言っとんじゃ」と言う人には甲山事件知ってますか、と言いたい。
「市民目線」など一切信用ならん、ということではなく
権力の行使には危険が伴うので批判的検証を忘れるな、ということ。

さらに検察の問題がこれだけ噴出しているにも関わらず
相変わらずの「推定有罪」報道。
だいたい「強制起訴」と普通の起訴では当然意味合いは違うはずでしょうに。

もう一つ言うと、いったい何の罪で起訴されようとしているのか
きちんと報道しているのだろうか。
すでに逮捕された石川衆院議員にしてもとてもじゃないが
国会議員の身柄を取られるような罪状ではない。
あたかも裏に「巨悪」があるかのように検察は動き、
メディアはリーク情報を垂れ流したが結局「裏」など証明できなかった。
小沢にしても今回の件で政治生命を絶たれかねないようなことを
したとはとても思えない。

僕も小沢が「クリーン」だとは思っていない。
「推定無罪といっても政治家には一般よりも高い倫理性が
求められるはずだ」というのも正論だろう。
しかし小沢さえ潰せれば何をしても許されるというのではない。

小沢アレルギーをお持ちの方はしばし
「小沢は危険な男だ」と言う。
しかし僕からすれば「小沢潰し」に手段を選ばないような
人間のほうがよほど危険に感じる。

さっそく「離党せよ」などと言い立てている民主党の議員が
いるようだがこの連中の名前は憶えておいて損はないだろう
(もちろんマイナス評価で)。

しっかし民主党は仙石・枝野・前原・野田一派がいなくなって
くれたほうがよっぽどいいと思うんだけどね。
前原とかは最初からあんなものと思っていたけど、
枝野なんて最近完全にどうかしちゃってるでしょ。
岡田はこれらの一派とはもともと必ずしも近いわけじゃなかったはずなのに
すっかり同類に成り下がったって感じ。まったくねぇ。





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佐藤太郎(仮)

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