2016年の大統領候補たち

そりゃ現実逃避したくもなるわい、ということで『TIME』誌の11月19日号に2016年のアメリカ大統領候補が紹介されていたので。

まず民主党から。なんといっても本命はヒラリー・クリントンであろうが、四年後は69歳という年齢がネックか。レーガンの就任時よりは若いといっても二期八年やることを考えるとどうなんだろう。レーガンも在任中に実は……なんて話もありましたし。

チェルシーを見るたびにあの年頃にあんな目にあってよくグレなかったと思うわ。




サンアントニオ市長のジュリアン・カストロ。四年後は42歳。双子です。



ジョー・バイデンは四年後に73歳という年齢を考えるとさすがに厳しいだろうが、この人はなんといってもオバマが大失態を演じた第一回テレビ討論後に行われた副大統領候補による討論会だろう。あらゆるディベートテクニックを無視するかのような暴れっぷりに溜飲を下げたというリベラル派も多かったのではないだろうか。あれは対ライアンというよりも気合の抜けたことをやっているオバマ陣営への喝という感じだったのでしょうね。
あの笑い方やら失言癖なんかでネタにされることも多いのだが、ここぞという場面でこういう戦い方ができるリベラルというのは、今の日本に一番欲しい人材のようにも思ってしまう。



ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモは政治名門一家の出。元妻はロバート・ケネディの娘ですね。四年後は58歳。



メリーランド州知事のマーティン・オマリー。ドラマ『ザ・ワイヤー』に登場する市長のモデルなんだと。四年後は53歳。




キルステン・ジルブランドはヒラリーの後任のニューヨーク州選出上院議員。ヒラリーが出なければ出るかもって感じのようだ。四年後は49歳



シカゴ市長のラーム・エマニュエルも登場してるけど、大統領主席補佐官としての評価は今ひとつだったんじゃなかったっけ。四年後は56歳。




続いて共和党。

こちらの大本命は元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ。兄貴が大統領になったのは何かの間違いという感じで、若いころから弟のほうが期待されていたのですよね(それに反発してあそこまでのぼりつめたというのもあるのだろうけど)。妻がメキシコ人であるというのもヒスパニック票をごっそり失った共和党にとってはポイントだろう。四年後は63歳。



コンドリーザ・ライスは「予備選を勝ち残れれば中道を呼び戻せるかも」ということだが、勝ち残れればね。四年後は61歳。




ニュージャージー州知事のクリス・クリスティはハリケーン「サンディ」の対応でオバマと協力し、共和党の一部から「裏切り者」呼ばわりされたが、党派性にとらわれないというのをアピールできたともとれるかも。



フロリダ州選出上院議員マルコ・ルビオはキューバ系。「ティーパーティからも共和党エスタブリッシュメントからも人気がある」そうだ。四年後は45歳。



ルイジアナ州知事のボビー・ジンダルはマッキンゼー出身で財政保守派にして反中絶、反同性婚というところはいかにも共和党という感じだが、インド系ということで共和党の「変化」もアピールしやすい人材かも。この人って昔から結構よくメディアに取り上げられているような印象がある。四年後は45歳。
全く根拠のない勘だけど、副大統領候補に抜擢されそう。



サウスカロライナ州知事のニッキー・ヘイリーもインド系。メディケイドの削減や投票の際のIDの厳格化などでティーパーティのお気に入りだとか。四年後は44歳。




今回の大統領選挙はケニア人を父に持つオバマとモルモン教徒のロムニーという非WASP同士の対決であったのですが、2016年の予想される大統領候補の顔ぶれを見ても共和党ですら非WASPの、しかも女性が含まれているというところにアメリカは変わっていくのだなあという感慨もわいてきます。

アメリカの政治状況がいいとは決して思いませんし、当然ながら演説のうまい政治家が有能な政治家だとは限らないのは言うまでもないことですが、こうやって演説の動画を貼っていると長時間の演説で人を引き付けることができるというのはやはりたいしたものだとも思ってしまいます。日本の政治家の演説なんて、たとえ支持者であっても五分を越えると罰ゲームにしか思えないというレベルがほとんどではないのかなあ。ましてや1時間近くなんて。
もちろんこれは個人の資質のみではなくてスピーチライターやブレーン、その他選挙のプロあってのことで、その面でも日本の状況というのはお寒い限りなのでせう。

オバマは格調高くも人を鼓舞するような演説を得意としているのなら



ビル・クリントンの場合は人の心をぐっとつかむというのがやはりうまいのですよね。ここ数年クリントンを見ると「歳とったなあ」という印象が強いのだけれど(ジャンクフード怖い!)こないだの党大会なんかは全部かっさらっていって、さすがという感じでした。



2016年がヒラリー・クリントン対ジェブ・ブッシュになるとしたら、もう2020年or24年はミシェル・オバマで、2028年はチェルシー・クリントン、そのあとはマリアかサーシャが……なんてのは日本だとあまり冗談に聞こえないのか。まあ2000年のゴア対ブッシュは二人とも有名政治家の息子だし、ジェブ・ブッシュの息子も政界入りするらしいので似たようなものかもしれませんが。

まさかのスカーレット・ヨハンソン大統領ということはないのでしょうが、ちょっと緊張気味なのがかわいい。



クリント・イーストウッドの哀れな姿を思い出してしまった……

僕はアメリカ政治に詳しいわけではないもので『TIME』があげている候補が適当なものなのかはよくわかりませんが、2004年の今頃は4年後は民主党はヒラリーで固い、オバマは党大会演説で全国区になったが2012or16年の候補になれるか、という感じだったのですから2016年は誰が出てくるのかというのはまったくわかりませんね。とりあえず年下がいなくてほっとしたなんて歳に自分もなってしまったのですよね。

これからもう8年たったのか。



この時副大統領候補だったジョン・エドワーズの末路が……
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