村上春樹訳『フラニーとズーイ』が出る


サリンジャーの『フラニーとズーイ』の村上春樹訳が新潮文庫から出るようです(こちらを参照)。




そういえば昔エッセイで、『フラニーとズーイ』の関西弁訳を出してみたいとか(もちろん冗談で)書いてましたよね(どこででしたっけ)。今回のは関西弁訳ではないと思いますが、サリンジャーからもう一冊というとやはりこれということだったのでしょうか。

ただ、正直に言うと、サリンジャーの場合は野崎孝訳であまり不満を感じていないもので(僕だけではなくかなり多くの人がそうなのではないだろうか、もちろんサリンジャーは野崎訳が一番!と神格化してしまうのもよくないのだが)、できれば未邦訳や訳がすでに古びているような作品がいいのだけどなあという気持ちもあったりしてしまう。フィッツジェラルドなんかだと『夜はやさし』は新訳が出て春樹が解説を書いているのでないにしても、『ラスト・タイクーン』あたりは新訳を望んでいる人もいるだろうし、アメリカ文学の隠れた名作や古典、準古典でも未邦訳の作品ってけっこうあったりしますものね。

なにはともあれ、楽しみに待ちたいと思います。そういえば十年どころでなく相当の間読み返していないような気もするし、ちょうどいい機会かな。既訳があるものをあえて訳すのは小説家村上春樹のある種の表現行為であることは間違いないが、こいう「読み返し」を誘っているというところもあるのでしょうし。




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