パティ・スミスの自伝第二段

パティ・スミスの新著、M Trainが刊行されるということで書評が出ている。

ロサンゼルス・タイムズのはこちら。ニューヨーク・タイムズのはこちら

前作『ジャスト・キッズ』は写真家ロバート・メイプルソープとの運命的な出会いと共同生活、そしてそれぞれが別の道を歩み始め、パティが音楽界へと乗り出していこうとするまでが中心で、続いて70年代中盤以降のミュージシャンとしてのキャリアを振り返る、というのを期待した人も多いだろう(僕もその中の一人)。M TrainはLAタイムズの書評氏が'first, let's clear up a misconception: Patti Smith's "M Train" is not a sequel to her 2010 National Book Award-winning memoir "Just Kids."'と書いているように、『ジャスト・キッズ』の時系列的な続編と考えるべきではないようだ。'That's because, in some sense, "M Train" is a book of mourning, written from the perspective of experience.'とのことで、時代は前作から少々飛んで、夫であったフレッド・ソニック・スミス(ご存知の方も多いと思うが一応説明しておくと、MC5のギタリストで、ソニック・ユースの「ソニック」は彼からとられている)をはじめとして亡くなった人々の回想が中心であるようだ。

ただミチコ・カクタニも書いているように『ジャスト・キッズ』もメイプルソープへの追悼色の濃い回想だったので、そういった点ではむしろ『ジャスト・キッズ』の続編と考えたほうがしっくりくるのかもしれない。
さて、邦訳はいつ出ますかね……





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