世論調査!

朝日の世論調査を見て(ここ)なんだかなぁという感じになったので。

民主党の代表選挙が始まり、菅直人さんと、小沢一郎さんが立候補しました。民主党の代表は次の首相になります。どちらが首相にふさわしいと思いますか。

 菅さん  65 小沢さん  17


まあこれについてはこんなものでしょう、というところ。
なんだかなぁとなったのはこっち。

■官僚に頼った政治を改めるという面

 菅さん  56 小沢さん  23


小沢氏の本当の実力がいかほどのものかというのはなんともいえないが
管氏の財務大臣就任以降の言動を見れば「官僚に頼った政治を改めるという面 」などということで
評価するなどまかり間違っても有り得ないような気がするのだが……

ここから考えられることは二つある。
一つは別に設問に真剣に答えたのではなく
ただ小沢氏にネガティブな反応を示しただけということ。
もう一つは管氏が財務省のお役人に篭絡されたということを知らない、ということである。

前者であれば、はぁそうですか、としか言えないが後者の人が多いのだとすると
頭が痛くなってくる。

ネットでいくらかでも情報を集めている人であれば、同意するかはともかくとして
管氏が「洗脳された」だの「財務省の犬」だのと非難されている
ことは知っていることだろう。

しかし、考えてみると新聞やテレビでこのような批判が大々的に
なされたことがあるだろうか。
僕はテレビの報道や情報番組というものをほとんど見なくなってしまったので
よくわからないが、菅氏の「官僚依存」を、特に政策面から検証、批判したものは
新聞にはほとんどないのではないだろうか
(熱心にチェックしてるわけではないのでよくわかりませんが)。

そもそも記者クラブメディアはポピュリズム的官僚批判というものはできても、
政策的にはほとんど官僚の言いなりである。
(こここそが記者クラブ問題の最大のキモであるはずなんだけど)

わかりやすいのが消費税で新聞記者にこの問題を訊けば
「当然」か「仕方ない」くらいの差しかない。
消費税増税を唱える政治家はなぜか「責任ある」か「勇気がある」となってしまう。

ということで世論調査を行う際にはぜひとも
「普段どのメディアで情報を得ているか」という質問をして
「主に新聞・テレビ」と答えた人と「ネットを活用」と答えた人との
政策面での評価の差を比較検討してもらいたいものである。

あとついでに付け加えておくと、そのネット上では
主として小沢氏支持の人に「ネットでのアンケート」と世論調査を
比較して実態を反映していない、という人がいるけどこれは無茶苦茶でしょう。
世論調査がどの程度信頼を置けるかはともかくとしてアンケートと
一緒にするのはやっぱりマズい。

僕は「世論調査はそれほど信頼が置けない」とも思うけど、これは設問内容や
その順番などである程度誘導できてしまうからで、あまりの陰謀論には
やっぱり乗れないわな。

設問内容で「誘導する」というのは例えば
「消費税増税に賛成ですか」と
「国債の発行額が800兆円を越えていますが財政再建のために消費税増税は必要ですか」
と質問されたのとではかなり数字が異なるだろう。
ちなみに後者のような設問を設けた新聞社が本当にあるようだ。おそろしや。

順番でいえば
「小沢氏は説明責任を果たしていますか」「起訴された場合は議員を辞職すべきだと思いますか」
というような質問をまずしてから「首相にはどちらがふさわしいですか」と
訊かれたらそりゃぁ管氏と答える人が増えるでしょう。

報道機関はこれだけ不信を持たれていることはわかっているんだろうから
ちゃんと生データを公開すべきなんだよね。
特に電話調査の場合属性の調整をきちんとやってるか怪しいものが多いので
回答者の7割が高齢の女性でした、なんてこともありそうなわけで。







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佐藤太郎(仮)

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